養老鉄道の養老線の広神戸駅から徒歩8分の所にあるレストラン。
2020年2月8日(土)~11日(火・祝)の11:00~14:00までの間、スイーツ食べ放題を開催しており、時間無制限で1,850円(税込2,035円)。
スイーツ食べ放題については、これを単品で頼める訳ではなく、1,850円(税込2,035円)の豪華ランチのデザートプレートが、源喜6周年記念祭の期間中はスイーツ食べ放題になる形。
期間中はそれ以外のランチのオーダーも出来ないようで、お子様も食事のご注文をお願いしているようでした。
時間制限などはないものの、『お席が混み合えば順にご協力をお願いいたします。』と事前に告知もありましたし、予約なしで来店して断られている方も多かったので、90分程度の利用。
豪華ランチの内容は、前菜3種盛り合わせ、本日のスープ、ちゃんと食べるサラダ、本日のメイン&メイン、デザートプレート、お好きなソフトドリンク。
ちなみに、結構ボリュームもあるため、小食な方だとノルマとしては厳しいかもしれません。
前菜3種盛り合わせは、スパニッシュオムレツ、生おからのサラダ、鶏ハム。
糖質制限をした料理という事で、どんなメニューが出てくるかと思えば、前菜から豪華。
どれもしっかりとした味わいで、この後に続く料理もそうなのですが、糖質制限を感じさせません。
ちなみに、普段のデザートプレートの場合、豪華ランチの糖質はおよそ15gとの事。
生おからのサラダは、生の玉ねぎと鶏肉入り。
おから特有のもさもさした食感はやや感じさせますが、生の玉ねぎのシャッキリした食感と瑞々しさもあって食べやすい仕上がりでした。
本日のスープは、ビーツのポタージュ。
ビーツは煮込むと芋のようなホクホクとした食感になりますし、ポタージュとして違和感のない仕上がり。
ビーツ特有の甘さもあり、甘いスープに仕上がっていました。
ちゃんと食べるサラダは、ほぼサニーレタスで、彩りに紫キャベツが少々。
シーザードレッシングがあわせてありました。
ちゃんと食べるサラダというだけあって、量はしっかり。
本日のメイン&メインは、サーモンのアヒージョ、源喜風チキン南蛮。
サーモンのアヒージョは、サーモンとしめじ。
源喜風チキン南蛮は、鶏肉は照り焼きでコッテリした味はしっかりあります。
タルタルはややあっさり目でした。
デザートプレートは、源喜6周年記念祭の期間中はスイーツ食べ放題用の取り皿が提供となっていました。
お好きなソフトドリンクは、腸内美人(アップルティーベース)を選択。
アップルティーベースという事で、ハーブティーとしては飲みやすい味わい。
スイーツについては、カロリー0の自然派甘味料であるラカントSを使っており、しっかりとした甘みがあります。
ラカントSは、「羅漢果(ラカンカ)」の高純度エキスとトウモロコシの発酵から得られる天然甘味成分「エリスリトール」の2つの天然素材から作られているようです。
補充に関しては難ありな印象で、品切れも複数、品によっては名札はあるものの、ビュッフェ台に用意はなく、途中でテーブルサービスを経てビュッフェ台に並ぶという流れで登場していましたが、品によってはそもそも、全テーブル分が無いようでした。
ちなみに、キッチンに近い席から回っていたので、キッチンに近い席が有利でした。
出し方を見るに、早い日程で予定していた以上の数が出て、後半日程でしわ寄せが出ていたようにも感じられました。
カットケーキは、『周年祭ならではのとっておき。源喜のケーキをいろいろ少しずつお楽しみください。』と名札にありましたが、少なくとも私が利用した日の滞在時間中は、苺のショートケーキのみで、補充も1度だけでした。
スポンジはやや粗めで、羅漢果由来の風味でしょうが、黒糖などのブラウンシュガーの様な味わいが感じやすく、基本の品だからこそ、店の個性を感じやすい品でした。
シフォンケーキは、販売品のハーフカットでの提供。
最初に並んでいた品で終了だったのか補充はなく、そもそも名札に書かれていただけの種類数もなく、取り損ねも幾つか。
そもそも、並べ方を見てもどれがどれとハッキリ分からない状態でしたので、ここは要改善でしょうね。
ちなみに、生クリームも自由に取れるようになっていましたが、こちらも補充はありませんでした。
こちらは、ショートケーキのスポンジなどと比べると、かなり軽やかな食感でした。
ロールケーキは、こちらが1番数が不足していたようで、スタート時点ではビュッフェ台に並んでおらず、11:53頃にテーブルサービスで順次という流れでしたが、こちらも名札に記載のあった種類数はなく、プレーン、チョコレート、黒ゴマの3種類。
数もなく、ビュッフェ台に並ばない所か、キッチンに近い席の数組分で終了だったと思います。
こちらは解凍もしっかりされておらず、アイスケーキのような状態でした。
ティラミスは11:55頃にテーブルサービスで順次という流れでしたが、こちらも数は少なく、ビュッフェ台に並ばない所か、キッチンに近い席の数組分で終了だったと思います。
マスカルポーネクリームの味もしっかりした仕上がりでした。
わらびもちは、11:57頃にテーブルサービスを経てビュッフェ台にという流れでしたが、確認出来た限りでも2回程回っており、ビュッフェ台にも並びましたので、十分な数があったかと思います。
こちらはかなり緩めの仕上がりで、きな粉よりラカントSの風味が勝っていたでしょうか。
プリン・プリンセスは、プレーンタイプとほうじ茶の2種類。
こちらは目玉品だからか、十分な補充があり、スタート時点ではなかったほうじ茶については、テーブルサービスも行って、欲しい人には回るようになっていたと思います。
ほうじ茶の香ばしい風味はありますが、しっかりした甘みもある質の高いお茶スイーツでした。
パンナコッタは、あっさり目の仕上がりで、ベリーのソースの味わいが勝るでしょうか。
ガトーショコラは、ビターなテイスト。
こちらも補充はなかったです。
チーズケーキは、甘さは控えめで、チーズの素材感が強め。
こちらも補充はなかったです。
カタラーナは、卵の風味はしっかり濃厚。
キャラメリゼはラカントSのようで、コクのある仕上がりでした。
こちらも目玉品故か、補充はしっかりしていました。
ちなみに、名札には『当店で一番原価の高いスイーツです(笑)たくさん食べてください!!』とあり、確かに販売品は同じ品が420円(税込462円)で売られていました。
スイーツ食べ放題で登場していた品は、店売りの品や専用の品が並び、素材の関係もあって、原価は高めでしょうし、そういう意味ではコストパフォーマンスは高いと思います。
出ている品も質は高めでしたし、もう少し均等に補充があれば、満足度はもっと高かったと思います。
恐らくは、初日だともう少し充実していた気もしますし。
欠点らしい欠点は補充ですし、この辺りは来年もやるなら、改善点でしょうね。
とは言え、ランチのコース込みで2,000円程度なら、内容としては悪くはないでしょう。
最寄駅がローカル路線故に、アクセスの悪さもあって、私自身は恐らくは再訪はないと思いますが、近場の方であれば、十分にお勧め出来る内容だったと思います。
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