Patisserie POMM（パティスリーポム） : 食べ放題万歳

JR西日本の山陽本線の前空駅の北口から徒歩14分の所にあるケーキ屋。
2018年9月22日（土）、24日（月・祝）の11：00～12：00、12：30～13：30、14：00～15：00、23日（日）の11：00～15：00までの間、ケーキバイキングを開催しており、60分制で1,000円（税込）。

対象となるのは、ホールケーキまで含めた全てのケーキと焼き菓子、オーダー形式のアイスクリームと、破格の条件。
ドリンクは、コーヒー、紅茶はセルフサービス、それ以外はオーダー形式。
同じ広島県で1,000円（税込）でケーキバイキングを開催した、SIEBEN（ジーベン）、Ai clair（アイ・クレール）と比較すれば、少なくとも今回に限っては予約は容易で、かなり気になったイベント。
予約があっさり取れてしまったため、同日に別のイベントを控えていましたが、強行軍で梯子する事に…
この日の私が参加した回の客層は、普通の家族連れという感じで競争もなく、先着順で予約を出来ない23日（日）に朝早くから並ぶ気力もなかった事などを考えれば、梯子の事さえなければ、ベストな日程ではあったようですが、後で当然のように苦しむ事に。
当日は早めに到着し、ケーキも出揃ったタイミングで、早めに始めてもいいとの事だったので、ライバルのいないうちに始めさせてもらう事に。
1度のオーダーに個数制限はないとの事でした。
シンプルな構成ながらも、外せないのは、大胆にフルーツを使ったケーキ。
まるごと桃は、最小限に種をくり抜き、少量のスポンジとクリームという構成で、ほぼ桃。
バランス的にはもう少し、ケーキらしさがほしかったですし、桃そのものの甘さも今一つだった事もあり、やや残念。
なしのケーキは、なしそのものの甘さはあと一歩でしたが、シャリシャリした食感がよく、まるごと桃よりケーキとしてのバランスも良かったです。
半割りメロンは、一目見て惹かれはしましたが、構成的にはメロンのケーキとほぼ同じに見えましたし、メロンもミニサイズではなく、大きいため、序盤に手を付けるのはためらわれ、終盤に残っていたらと決めていましたが、残っていたため、結局、オーダーする事に。
名前こそ半割りメロンですが、中にもメロンがギッシリで、果肉は丸ごと1個近く使っているのではないかというボリューム。
メロンの果汁や香りもしっかりとスポンジにしみ込み、たっぷりの生クリームと、贅沢。
ミニサイズで、メロンも少量のメロンのケーキでは、味わえなかったであろう充足感。
あんの芋のプリンのモンブランは、芋のプリンに生クリーム、芋のクリームという構成で、芋の甘さとほろ苦いカラメルソースとの相性も抜群。
パンナコッタ（紅茶ジュレ）は、パンナコッタはミルク感が強く、控えめな甘さの紅茶ジュレが合わない訳がないです。
全般として、素朴な味わいながらも素材感は強く、素材にこだわりを持った、地元の人気パティスリーという印象でした。
血糖値の上昇の緩やかな甜菜糖を使っている事もあり、口直しのないケーキバイキングながらも食べやすかった事も好印象でした。